みやぞんは発達障害?公表はある?アメトーークのエピソードから考えたいこと

みやぞんさんは発達障害なのでしょうか。アメトーークで紹介された幼少期のエピソードから噂が広がりましたが、一つの行動だけで発達障害と判断することはできません。現在の情報を確認しながら、人と違うことや発達障害について考えます。

みやぞんさんって、発達障害なの?

そんな疑問から、このページにたどり着いた方もいるのではないでしょうか。

みやぞんさんといえば、独特な受け答えや天然ともいわれる言動、そして思いもよらない発想で、たくさんの人を笑顔にしてきた芸人さんです。

以前、テレビ番組「アメトーーク!」に出演した際の子ども時代のエピソードなどから、インターネット上では、

「発達障害なのでは?」

「聴覚過敏なのでは?」

「サヴァン症候群なのでは?」

といった声が出たことがありました。

私も以前この記事を書いたときは、

「本当はどうなのだろう?」

と思い、いろいろと調べました。

でも年月がたった今、改めて考えてみると、とても大切なことに気づきます。

テレビで見せる言動や、子どものころの一つのエピソードだけで、その人に発達障害があるかどうかを判断することはできません。

今回、みやぞんさんの現在の公式情報や報道などを改めて確認しましたが、私が確認できた範囲では、みやぞんさん本人が発達障害の診断を公表していると確認できる情報は見当たりませんでした。

そこでこの記事では、

「みやぞんさんは発達障害なのか?」

と診断名を推測するのではなく、

なぜそのような噂が生まれたのか。

そして、

「人と少し違うこと」を、すぐ障害と結びつけてよいのだろうか。

そんなことを一緒に考えてみたいと思います。

 

みやぞんさんが「発達障害?」といわれたのはなぜ?

みやぞんさんと、元相方のあらぽんさんは、幼いころからの友人です。

2人はANZEN漫才として活動し、2017年11月23日放送の「アメトーーク!」の「幼なじみとコンビ組んでる芸人」に出演しました。

番組には、ANZEN漫才のほか、チュートリアル、オアシズ、ロバートの秋山さん・馬場さんらが出演。

幼少期の写真や、幼なじみだからこそ知っている子ども時代のエピソードなどが紹介されました。

以前のこの記事では、運動会でみんなが大きな声を出したとき、みやぞんさんが耳をふさいでいたというエピソードを取り上げていました。

そこから、

「大きな音が苦手なのでは?」

「聴覚過敏なのでは?」

「自閉スペクトラム症の特徴なのでは?」

といった見方が広がったようです。

また、独特な会話のテンポや、いわゆる「天然」と呼ばれる言動なども、発達障害という言葉と結びつけられていきました。

しかし、本当にそれだけで判断できるのでしょうか。

 

耳をふさぐから発達障害、とは限りません

 

発達障害のある人の中には、音や光、触った感覚などを強く感じる「感覚過敏」がある人もいます。

国立障害者リハビリテーションセンターでも、発達障害のある人には聴覚をはじめとした感覚の問題がみられる場合があり、それぞれの特性に応じた配慮が必要だと説明しています。

でも、

大きな音に驚いて耳をふさいだ=発達障害

ではありません。

大きな音が苦手な人は、発達障害の有無にかかわらずいます。

突然の大声に驚いたのかもしれません。

その日の体調や気分もあったかもしれません。

一つの行動だけを切り取って、

「この人は○○だ」

と決めることはできないのです。

音楽や運動の才能と、診断名は別のもの

 

みやぞんさんは、とても多才な人でもあります。

現在の公式プロフィールにも、

・ギターの耳コピ
・即興ギター
・即興ピアノ
・バイオリン
・キックボクシング
・野球
・ソフトテニス

など、驚くほど多くの特技が紹介されています。

高校時代には野球でエースで4番を務めていたことも記載されています。

ギターやピアノを感覚的に演奏する姿をテレビで見て、

「天才なのでは?」

「サヴァン症候群なのでは?」

という声が出たこともありました。

でも、ここでも同じことが言えます。

何か一つに優れた才能があるからといって、それだけで医学的な診断名を当てはめることはできません。

「こんなことができるなんて、すごいな」

それでいいのではないでしょうか。

才能は、必ずしも何かの診断名をつけなければ説明できないものではありません。

発達障害は、一つの特徴だけでは語れない

発達障害について知ることは、とても大切です。

正しい知識があれば、その人が困っていることに気づき、必要な配慮や支援につなげることができます。

でも、

「人の話を聞かないから発達障害」

「ちょっと変わっているから発達障害」

「大きな音が苦手だから自閉スペクトラム症」

というように、一つの特徴だけで人を判断してしまうのは違うと思うのです。

同じ発達障害という診断名であっても、得意なことも、苦手なことも、困っていることも、一人ひとり違います。

大切なのは、

「何という障害なのか」だけを見ることではなく、「その人はどんな人なのか」を見ること。

私はそう思います。

「ちょっと変わっている」は、悪いことでしょうか

私は長い間、保育の仕事をする中で、本当にいろいろな子どもたちと出会ってきました。

よくしゃべる子。

あまりしゃべらない子。

じっとしていることが苦手な子。

一つの遊びに夢中になる子。

みんなと同じことをするのが苦手な子。

大人から見ると、

「どうしてこの子だけ?」

と思うようなこともあります。

でも、よく見ていると、その子にはその子なりの理由があることがあります。

苦手なところのすぐ隣に、素敵なところが隠れていることもあります。

そして、大人が「変わっている」と思ったところが、成長すると、その人にしかない魅力になることだってあります。

だから私は、

「人と違う」というだけで、その人を決めつけないでいたい。

そう思うようになりました。

「できないこと」だけで、その人全部を決めない

子どもを育てていると、どうしても「できないこと」に目が向いてしまうことがあります。

みんなができるのに、この子はできない。

どうしてできないのだろう。

何とかできるようにしてあげなくては。

そんなふうに思うのも、親として自然なことなのかもしれません。

でも、できないことばかり見ていると、その子がすでに持っている素敵なところを見落としてしまうことがあります。

これは、子どもだけではありません。

大人だって同じです。

ちょっと人と違う。

話し方が独特。

みんなとは違うことに夢中になる。

そんなところまで含めて、その人なのではないでしょうか。

ANZEN漫才は2024年に解散。それぞれの道へ

みやぞんさんとあらぽんさんのANZEN漫才は、2024年3月31日をもって解散しました。

みやぞんさんは浅井企画を離れて独立し、現在は芸能事務所「かおまる」で活動しています。

2026年も「世界の果てまでイッテQ!」をはじめ、テレビや講演会など幅広い活動を続けています。

一方のあらぽんさんも浅井企画に残り、タレント活動のほか、ひょうたんアーティストとしても活動しています。

長い間一緒だった幼なじみが、それぞれの道を歩いているのですね。

昔の「アメトーーク!」のエピソードを今振り返ると、

「みやぞんさんには何か障害があったの?」

と診断名を探すより、

「子どものころから、みやぞんさんはみやぞんさんだったんだな」

そんなふうに見てもいいのではないでしょうか。

まとめ|診断名より、その人自身を見ていたい

みやぞんさんが「発達障害なのでは?」と噂された背景には、独特な受け答えや、子どものころのエピソード、多彩な才能などがあったようです。

しかし、それだけから発達障害や聴覚過敏、サヴァン症候群などと判断することはできません。

そして今回、この記事を何年かぶりに書き直していて、私自身が一番感じたことがあります。

以前の私は、

「みやぞんさんは発達障害なのかな?」

という疑問の答えを探していました。

でも今なら、少し違います。

大切なのは、その人に診断名を当てはめることより、その人自身を見ることなのではないか。

人には、得意なことがあります。

苦手なこともあります。

みんなと少し違うところもあります。

それも含めて、その人です。

みやぞんさんの思いもよらない言葉に笑ったり、明るい笑顔を見てこちらまで楽しい気持ちになったり。

それで十分なのかもしれませんね。

「普通って、誰が決めたんだろう?」

そんなことを、この記事を書き直しながら改めて考えました。

人とちょっと違うところも、その人らしさ。

できないことだけではなく、その人がすでに持っているものにも目を向ける。

そんなふうに子どもや人を見ることのできる大人でありたいと、私は思っています。

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この記事について

この記事は、以前公開していた記事を2026年現在の情報に合わせて大幅に加筆・修正しました。

特定の人物について、テレビ番組での言動や公開されているエピソードだけから医学的な診断を推測することを目的とした記事ではありません。

発達障害について詳しく知りたい場合は、国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害情報・支援センター」など、公的機関の情報をご確認ください。